適当に新米ママライフ

新米ママの子育てと日常あれこれです。

母乳分泌過多症だった話

まさか自分が母乳分泌過多症だったとは

生後1週間くらいから徐々に母乳が出るようになり我が子の飲む量をスケール測ると、
「飲めてるね、だけど体重の増えが悪い。だから、ミルクを足して」と助産師や医師に言われ、何もわからない初めての育児だったので言われるがままでした。

母乳が出るようになったら出過ぎなくらい出始めました。
母乳をあげてもあげても張り続けて、飲まれた気がしない胸。生後2週間ですでに乳腺炎になりました。

とりあえず頻回授乳。頻回授乳すれば、どんどん母乳は生産されます。要するに、飲まれないのにタンクがパンパンになってしまいます。

でも、生後3ヶ月くらいまでは、需要と供給が一致しないのでと聞いていたのでしょうがないと思っていました。うちの子飲むの下手くそだしなぁと。

ミルクも足すように言われてたのであげる。吐き戻しも多い。でも、赤ちゃんは吐き戻しも多いから普通なんだと思っていました。

体重チェックで病院に行っても助産師は体重の増えばかり気にして、私の胸の状態は、最初だから張るのはしょうがないで終わらされていました。

生後1ヶ月をすぎたころには、毎日のようにしこりができ、乳腺炎になる始末。その度に、まだまだ小さな赤ちゃんを連れて母乳相談室に通う。それでも改善しないときは、セカンドオピニオン的な感覚で違う助産院に通う。

どこの助産院でも、「よく出るおっぱいだから、定期的にメンテナンスしに来てもらわないとダメだね。すぐ詰まるから」と言われ、〝乳腺炎はもうやだ。通った方がいいのか〟と思い、高いけれど、そうしないとだめなんだ、お金のかかるおっぱいなんだと通うようになりました。

どれが正しいのかわからない

助産院にも、吐き戻しが多いこと、おっぱいの張りすぎることを相談していましたが、
「ミルク足してるからだよ足さなくていいよ。まだ、満腹中枢もできてないし、吐き戻しの多いのも赤ちゃんだからねー、まだ需要と供給のバランスがとれてないんだねー」と終わらされました。

しかし、小児科では、吐き戻しが多くて体重の増えも少ないからミルク足してみて、それでも増えなければ幽門狭窄症かもしれないから大学病院に行ってみてと言われ、もう何が何だかわからない状態でした。

おそらく、我が子は飲んだら飲まなかったりの気分に左右されやすく、タイミングによっては体重の増えが悪かったりしてたようです。

状態もよくならず、詰まり続けるおっぱい

生後3、4ヶ月くらいには、精神的にも参ってくるし、金銭的にも負担が大きく辛くなり、ノイローゼぎみになりました。そろそろ、母乳量も丁度良くなって調子が良くなる時期で、首を長くして待っていたのに、一向に張り続けて改善されません。負のループに陥り、限界になりました。ストレスも最高潮で、暴食、常にイライラ、余裕がなくて、赤ちゃん相手にイライラしたり、夫にも当たっていました。

乳腺炎で消えないしこりができ、挙げ句の果てに、乳腺外科で見てもらう羽目になりました。

母乳分泌過多症と過飲症候群

 母乳過多・過分泌の徴候

 赤ちゃん
  • よく泣く。いつもぐずっていたり、落ち着きがなかったり。
  • 授乳中、勢いよくごくごく飲んだり、むせたり、咳きこんだりすることがある。
  • 授乳中、乳首を噛んだり、ひっぱったりすることがある。 
  • 体をこわばらせて反り返り、叫ぶ時もある(落ち着かない) 
  • おっぱいをくわえさせてもすぐ離す繰り返しで、授乳がバトルのようになる 
  • 授乳時間がとても短い(トータル5-10分しか飲まない) 
  • おっぱいが好きで求める様子を見せたかと思うと、まるで嫌いで拒否するかのような様子を見せたりもする 
  • 授乳後、げっぷやおならを頻繁にし、大量に吐き戻すことも多い 
  • 豪快な音を立ててうんちをする(うんちは緑がかっていたり、水っぽかったり、泡立っていたり) 
  • ものすごい勢いで体重が増えることもあれば、全然増えないこともある

 お母さん

  • ほとんどいつも、胸が張っているように感じる 
  • 授乳していない時にも母乳が漏れる 
  • おっぱいは頻繁に詰まり、乳腺炎感染症に発展することもある 
  • 授乳中に赤ちゃんが途中で口を離すと、母乳が飛び散る(特に授乳開始直後) 
  • 授乳中に、反対側のおっぱいから大量に母乳が漏れる 
  • 乳頭の痛みがある

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乳糖過負荷の赤ちゃん

  • 体重が増えない
  • 過剰なおなら
  • 水っぽい便を、豪快な音を立てて頻繁にする(軽い場合は黄色、重症になると緑色に)
  • コリック(腸内で大量生産しているガスのせいで泣く)
  • 落ち着きがない
  • 酸によって肛門がただれる
  • 粘液の混ざった便

→後乳が十分に飲めていないために、乳脂肪分のバランスが悪く、消化しにくくなっている(過飲症候群が原因の場合も)

 過飲症候群の赤ちゃん

  • 最初はものすごい勢いで体重が増える
  • その後、体重の増えが悪くなる
  • 母乳を吐く
  • たそがれ泣き(コリック・疝痛)のように泣く
  • 頻繁にゆるい便をする
  • 便は泡状だったり緑がかっていたりすることもある

→お母さんの母乳過多が原因で、前乳と後乳の飲み方がアンバランスになっている(そのせいで乳糖過負荷になっている可能性も)

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調べて、この症状だと確信

私も子供も上記の項目にほぼ当てはまっていたので、これだと確信しました。 

おそらく我が子は乳糖過負荷にも少しなっていました。

お金もミルク代よりもかかっているし、精神的にも辛いし、常におっぱいのことしか考えられないし、ストレスで母乳を辞めたくて仕方なかった。

でも助産院で相談しても、

  • すぐに張って辛い→3時間空けないであげて
  • 吐き戻しが多すぎる→3時間空けてあげてみて
  • 夜中寝ちゃって起きない→3時間毎に起こしてあげて
  • すぐ詰まるからどうしたらいい→10日ごとにメンテナンスに来て、食事も気をつけて

と言われるばかりで、さらにどうすればいいのかわからなくなりました。母乳育児推進派の助産院だったので、母乳辞めたいと言ったら、出るのになんであげないのといわれそうで相談できなくて、八方ふさがりでした。

結果、通っても全然改善されないし、食べ物に気をつけてと言われていましたが、ストレスによる暴食しても詰まらない時は詰まらないし、過分泌だからこうした方がいいとか具体的な改善方法もなかったので、疑問に感じ始め母乳相談室に通うのもやめました。

母乳相談のクリニックにいってみて

自分の意思を尊重しながら母乳相談ができる所で診てもらうことにしました。

初日に、助産師さんが診てすぐに「過多分泌だね。これは、早めに改善法を始めていれば、こんなに辛くならなかったよ。でも、今からでも落ち着かせることは出来るから、それを試してみてから、今後を考えよう」と言ってくれました。

「子供の吐き戻しも、おっぱいの状態を改善したら良くなるよ。体重も増えているし、これも個性だから気にしないで。何にでも興味があるから飲んだら飲まなかったりするんだね。でも、ママのおっぱいを手助けしてくれて頑張ってるんだもんね。」と言ってくれて、悩みを共有できて、肯定されたことで心が軽くなりました。

それから、親主導の時間で区切る授乳スタイルもやめ、過多分泌を抑える方法で授乳を始めました。

このサイトと同じやり方です。

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現在は、しこりができる間隔が空くようになり、ある程度なら自分でセルフケアできるようになりました。

子供の吐き戻しもびっくりするくらい少なくなり、満足そうに飲むことが増えました。

私は、このクリニックと相性が良かったんだと思います。

でも、本心は、、

以前よりも詰まる頻度が落ち着いて来たので心に余裕もできて来たけれど、今だに授乳時間を幸せには感じられないし、しこりができるたびに辛く思います。断乳したいけれど、分泌が多いので落ち着かせるまでは無理と言われています。薬で、強制的にもやめることもできるけれど、信頼している助産師さんには改善できてきた恩もあるし、その助産師さんも同じ過分泌の悩みで子育てをしていたので、相談できる心強さもあるので、あと数ヶ月、離乳食が3回食になるまでは、頑張ってみようかなと少しの希望だけでやる気を繋げている感じです。

でも、もし2人目が出来たら母乳育児したいかといわれたら、本当のところ、あまりしたくはありません。こればっかりは、過程が辛すぎて、またこれを味わうのは無理だと思ってしまいます。思い出すだけでも辛いです。辛かった生後3、4ヶ月頃まで、もっとたくさんの笑顔で余裕を持って我が子と接したかったです。甘いとか頑張れないのかと言われるかもしれませんけれど。辛くて仕方なかった。どうして、もっと早く今通っているクリニックに行かなかったのか、もっと早く気付ければよかったのにと。ましてや、我が子もその症状によって小さな体に負担を強いられているなんて思いもよらなかったです。子供にも辛い思いをさせててごめんねといまだに思います。

過多分泌で悩んでいる人

「出ないよりも、母乳出るだけいいじゃん」と色々な人に言われ、悪気がないこともわかっていますが、出るならあげなさい的なことを言われて、ストレスに感じていました。

「出ても辛いことたくさんあるんだよ。乳ノイローゼなんだよ。」と私はかなり、その言葉にイライラしました。もちろん、出なくて悩んでいる人もいるし、そういう人も多いから過多分泌症を知らない人も多いと思います。

やみくもに、母乳問題に対して言葉をかけるのは母親の負担になります。当事者が一番分かっていて悩んでいるので、言葉をかけるよりも、自ら話はじめたら、話を聞いてあげるだけで、心が少し軽くなります。悩みに対して、◯◯なだけ、いいじゃんだけは絶対に言わないであげて欲しいと思います。

また、過多分泌に悩んでいる人は、本当に自分にあった改善方法をもらえる信頼できる助産師さんに出会えたら少しは楽になるので、色々な助産師さんに当たってみるのもいいかもしれません。

 

この症状を、知ってからお世話になっています。